「HTC Desire HD 001HTをroot化したからAndroid4.4.4まで持っていった（ROM焼きした）ぞ～」の作業録 [出来事]
こんばんは。
@sakashushu
です。
前回、HTC Desire HD 001HT が図らずも root化できちゃった時の半端メモ をポストしました。
もともと、root化の目的は SIMフリー化で、その目的は果たしました。
で、次に浮かんできたのが
「折角 root権限が得られたんだから、どうせなら OS（Android）もなるべく新しいのに変えていきたいな～。」
という欲求でした。
欲求だけは浮かびましたが、私はそこいら辺のことは「できるできない」も含めて全然分かってはおりません。
今回も体当たりで検索しながら、何とか（一応）Android4.4.4 にすることが出来たので、例によって雑ですが作業録を残します。
※ でも残念ながら私の場合は音が出ませんでした。（バイブは動きました。イヤホンを挿すと、そっちからは音も聞こえました。）そして今回も念のため、「もし参考にされる場合は自己責任で」と最初に書いておきます。あと、無知な私が体当たりで紆余曲折を経てから実現したものなので、最後まで読んだ上で参考にする部分を選択されることをお薦めします。
9/6 追記
音に関しては何故か、今朝から鳴り始めました。
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■ 作業前の状態
スマホ ： HTC Desire HD 001HT
この内容
で root化に成功している
■ 作業録
では早速、「root化後アップデート」で検索！
OSバージョンが上がるメジャーアップデートだと、システム書き換えされるので、だいたいの場合root権限がなくなる。
アップデート時にシステムチェックが入る場合、改変があるとOTAでのアップデート弾かれてできない。
via: Androidのroot化した本体について質問です。root化した端末をバージョンアップ... - Yahoo!知恵袋
ふぅん・・・。
「OTAでのアップデート」ってやつだと、出来ないと。
元々入ってるソフトウェアアップデートのことっすね。
まあ、「一筋縄（正攻法）ではいかないだろ」ってことぐらいは、こんな私でも予想してました。
じゃあもっとピンポイントにして、「htc desire hd 001ht root化後 アップデート」で検索！
root・SIMロック解除 カスタムROM DesireHD 001HT （中略） シングルコアながらよく動いてくれます 2010年モデルの HTC DesireHD ついに Android4.4 KitKat へvia: ケータイ・スマートフォン・モバイル: root ROM焼き KitKat4.4 DesireHD 001HT 更新 4.4.4
お、Android 4.4 まで行けちゃうみたいすね！
でも今の私はこのページだけでは分からないんで、もうちっと調べます。
私は「ROM焼き」ってのもよく知りません。
「root rom焼き」で検索！
root化・カスタムROM導入と更新の流れ
（中略）
既にカスタムROMを導入しており、ROMを更新する場合
via: Android端末（Nexus）のroot化・カスタムROMの導入と更新…2014/8/11更新|AndMem - Androidのカスタマイズなど
- Titanium Backupでアプリのバックアップを取る
こちらの記事を参考に、Titanium Backupでアプリ・設定のバックアップを取ります。- Clockworkmodの起動
こちらの記事の「Clockworkmodの起動方法」参考に、Clockworkmodを起動します。- 現在のROMのバックアップを取る
こちらの記事の「ROMのバックアップ・復元」を参考に、現在のROMのバックアップを取ります。- 現在のROMをWipe（消去）する
こちらの記事の「ROMの書き込み（ROM焼き）方法 - 現在のROMをWipe（消去）する」を参考に、現在のROMをWipe（消去）します。- 新しいROMを書き込む
こちらの記事の「ROMの書き込み（ROM焼き）方法 - 新しいROMを書き込む」を参考に、新しいROMを書き込みます。- Titanium Backupでアプリの復元（リストア）する
こちらの記事を参考に、Titanium Backupでアプリ・設定の復元（リストア）を行います。
HTC Desire でなくて Nexus での記事だけど、大きな流れを把握する分にはいいのかな。（文章分かりやすいし。）
さっき「ROM焼きって良く知らない」って書いたばっかだけど、実は
root化した時
にカスタムROM導入っての、やってましたね（汗）
いかに理解せずに進めちゃってるかってことすね～w
さて、アプリのバックアップとリストアは今回は端折っていいや。（まだ大して入れてないし。）
ROM焼きの前に、ROM自体のバックアップを取らにゃいかん（取った方がいい）みたいすね。（root化の時は取ってなかったな～。上手く行ってなかったらヤバかった！）
「Clockworkmod」ってのも初耳感覚だったのもあって、イロイロ検索したり辿ったりしました。
Android用のカスタムリカバリとして、有名なのは「TWRP」か「CWM」だ。本記事では「TWRP」を利用する。root化を行うだけなら基本的にどちらでも良いのだが、将来的にいわゆる「カスタムROM」などに手を出す可能性を考えると、「TWRP」の方が有用だからだ。
via: 【Nexus5root】カスタムリカバリ「TWRP」を導入しroot化への最終準備を整える | あんどろいどスマート
「CWN」ってのは「Clockworkmod」の略みたいすね。
で、「TWRP」の方が有用だと。
それなら、「TWRP」ってのを使う方向で進めようかな～。
「TWRP htc desire hd 001ht」で検索！
Android端末のリカバリイメージをClockworkModリカバリまたはTWRPにシステム上から書き換えることができるAndroidアプリ「Recovery Tools」がリリースされました。
「Recovery Tools」は、マルチデバイス対応の汎用リカバリフラッシュツール。アプリ使用するには端末をroot化しておく必要がありますが、アプリから簡単な操作でリカバリイメージをClockwrkModリカバリまたはTWRPに書き換えることができます。
via: Androidのリカバリイメージを簡単操作でClockworkModリカバリかTWRPに書き換えられるAndroidアプリ「Recovery Tools」がリリース | juggly.cn
お、これってもしかして、
root化した時
みたいに PC に繋いでコマンドで操作しなくても、Androidアプリの操作だけで使えるってこと？
そっちの方が楽だな～♪
HTC Desire で「Recovery Tools」で検索したら、先頭に出たのは「[ROOT] Rashr - Flash Tool」（以後 Rashr）ってアプリ。
参考記事内のアプリのリンク先もその名前になってたから、記事が古くて、その後名前が変わったってことすね。
てことで、インストールしてみました。
初回起動時に英語でバックアップを取るよう促され（多分）、kernel-backups と recovery-backups ってフォルダにそれぞれバックアップの .img ファイルを作成しました。（２つのファイルの違いが分かってない。一応 PC にもコピペ。）
でもなんだか、「リカバリイメージを TWRP に書き換える」ってのを、どうやるのか分からない。
一旦保留にして、ROMのバックアップのやり方を探してみました。
ROM Managerでのバックアップ取り
1.ROM ManagerをマーケットよりＤＬ、インストール。 2.ROM Managerを起動。 3.ClockworkMod Recoveryを導入をタップ。 4.「HTC Desire HD」を選ぶ（一個しかないけど）。 5.現在のROMをバックアップをタップ。 6.再起動されメニューが表示されるのでボリュームボタンで「backup」を選び、電源ボタンで決定。 7.まだあったかもだけど、backupとか選んでけばROMのバックアップが作成される。via: Softbank DesireHD(001HT) まとめWiki - root化
これも Androidアプリとして完結してるなら楽そう！
インストールして起動すると「Recovery Setup」ってのが出ましたが、「Install or Update Recovery」の候補には CWN しかなかったから、適当に選んで流しました。
現在のROMをバックアップ ＞ バックアップ名を入力
と進むと、リブートして ClockworkMod Recovery v5.0.2.7 の画面になりました。
backup and restore ＞ backup
で進め、「Backup complete!」が出たので再起動させました。
また ROM Manager を立ち上げて、
「バックアップの管理とリストア」を開いたところ、「No Backups Found.」。
む～・・、「Recovery Setup」を適当に流したからかな～。
なんて思いつつ、イロイロ動いた後にもう一回見てみたら、今度はさっきバックアップしたファイルが出現。
それを選んで、リストアを試してみました！
リブート後は、普通に再起動した時と何ら変わりなかったので、リストアが上手くいったものと捉えておきます(^_^;
ちなみにこのバックアップファイルはデカかったので、PCに繋いで移動しておきました。
さて、さっき保留にした Rashr 。
頭を整理して考えてみます。
ROM Manager からバックアップする際に起動したのは CWN でした。
今は HTC Desire のリカバリ（？）として CWN が入っているということ。
これを TWRP に変更するのが、「リカバリイメージを TWRP に書き換える」の意味なのかな？
Rashr を立ち上げて、
Flash ＞ Recovery ＞ TWRP Recovery
と進めたら、ずら～っとバージョンが表示。
ここでは TWRP 2.6.3.0(ace) ってのを選んでみました。
でもその後、Reboot を選んでもリブートされません。
メイン画面の方の「Reboot Recovery」とか、「Reboot」を選択して確認メッセージに「Yes」で答えても、ウンともスンとも・・。
Rashr を終了させて電源ボタンで再起動させても、ただ再起動されるだけ・・。
アプリとして上手く動作できてないのかもな～。
こうなったら、今までの流れの中で掴んだ、フワ～っとしたイメージで進めて行くしかないかな。
リカバリは CWN のままでもいい。
むしろさっき見た
Android端末（Nexus）のroot化・カスタムROMの導入と更新…2014/8/11更新|AndMem - Androidのカスタマイズなど
の手順に沿って進められるかも。
そうと決まれば、Android4.4 の ROM を落としてきます。
ケータイ・スマートフォン・モバイル: root ROM焼き KitKat4.4 DesireHD 001HT 更新 4.4.4
から辿って、以下をダウンロードしました。
aokp_ace_kitkat_unofficial_2014-08-16.zip
aokp_ace_kitkat_unofficial_2014-08-16.zip.md5sum
pa_gapps-modular-micro-4.4.4-20140901-signed.zip
そしてこの３つを、Android の SDカードにコピペしておきました。
CWN の画面への行き方は覚えてなかったので、
root化した時
を見直しました。
電源ボタン ＞ 再起動 ＞ 音量長押し ＞ RECOVERY
で進めて、私の頭の中はさっき ROM Manager から行った ClockworkMod Recovery v5.0.2.7 の画面が開くイメージ。
しかし、開いたのは TWRP の画面。
・・・。
どうも、お初にお目にかかります・・・。
・・・・・・。
これは～、予想してございませんでした！
もしかして、Rashr で上手く動いてなかったのはリブート機能だけで、リカバリはきっちり TWRP に変わってたってことか～・・。
ここで落ち着いて考えれば、TWRP で再度 ROM のバックアップを取るという行動に出れたかもしれないんですが、頭の中がこんがらがってきてたこと・疲労と焦りで、私はそのまま進めるという暴挙に出ました！
死んだ魚の目で選択したのは・・・、
Wipe（現在のROMを消去）！
からの～、
Factory Reset！
なんか、「Failed」とか出ました。（死魚の目ピクリとも動かず）
画面上のログには、
E:Unable to mount '/sdcard' E:Unable to mount strage.
とか。
strageは分かんないけど、SDカードをマウントして消去されなかったのは別にいいんじゃないかな？（死魚継続中）
死魚はその後も順調に、
Advanced Wipe ＞ Dalvik Cache
と、
Advanced Wipe ＞ Dalvik Cache
をクリアー。
次はいよいよ、新 ROM のインストールです。
さすがに魚も死んだフリをやめて起き上がってきました。
TWRP のトップ画面 ＞ Install ！
で、ファイルの選択ですが、SDカード内にさっき置いてたはずの３つのファイルが見当たりません・・。
よく見ると、
SDCard(0MB)
と出ています・・。
「はい、文鎮化完了～。」
どこかで聞こえた気がしました。
都合よく生き返った魚がいくら「生きてるよ～！」と叫んでも、村の人はもうだれも彼を信じようとはしなかったのでした・・・。
おしまい。
あ、いやいや！ごめんなさい！
ホントにそんな気分だったんですは、その時は。
しかしまぁ、粘ってみるもんですね～！（何時間かはヘコんでましたけどねw）
あ～でもない、こ～でもないと動かしてる内に辿り着いたんです、３つのファイルに。
どんなパターンを試したかはもう忘れました。
結論だけ書きます。
電源ボタン ＞ 再起動 ＞ 音量長押し ＞ RECOVERY ＞ TWRP ＞ Install
では、SDCard(0MB) です。
しかし、
電源ボタン ＞ 再起動 ＞ 音量長押し ＞ RECOVERY ＞ TWRP ＞ Reboot ＞ Recovery ＞ リブートされて再度 TWRPトップ ＞ Install
で開くと、
SDCard(****MB) ←サイズは忘れました
の表示になり、３つのファイルも現れたんです！
後はもう、画面の指示に従って進めるのみ。
無事、HTC Desire HD 001HT が Android 4.4.4 として雄雄しく立ち上がったのでありました。
めでたし、めでたし！
P.S.
奇跡の生還を果たしたことで舞い上がっていたためか、音が出ないことに気づいたのは、さらに数時間が経った後のことでしたとさ。
でも、しばらくこのまま使います。普段からマナーモードだし、音楽聴きたいときはイヤホン挿すんで。
9/6 追記
何故か、今朝から音が鳴り始めました。
テレビの映りを叩いて直した世代なので、「ようやく馴染んできたのかな。」ぐらいの感覚で見ております。
お後が宜しいようでm(_ _)m
自分でもここまで現役を続けると思ってなかった HTC Desire 。
未だにネットで入手できるみたいっす。
9/21 追記
freebit PandA にもカスタムROMを焼くことにしました。
freebit PandA 1stロットにカスタムROMを焼くまで（１）
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