もうちょっと、ボクと似たような行動をする人が増えないかな? [想い]
実家の野尻町に行ったついでに鍛冶屋の白坂さんトコに、竹割り包丁の研ぎをお願いしに行きました。
この包丁は、竹割り包丁を作ったことの無い白坂さんに試しにと依頼して作ってもらったもの。
竹割り練習だけをしている次元のボクにはまだ使えないこの包丁。
大前お父さんに使ってもらって直しが必要なところを聞いたところ、
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「これはまだ研ぎたててないようだから、一番最初の研ぎは白坂さんにお願いした方がいい。」
ってことで、今日の依頼になったって訳です。
依頼ついでに思いついて鉈を見せてもらったら、何か我慢できなくなって購入してしまいました( ̄∇ ̄*)ゞ
#なるべくお金を使わない生活 を心掛けてますが、「ここぞ」の時には全力で使います!(笑)
その後は小一時間ぐらい世間話。
ボクが気になるのはやっぱり跡継ぎのこと(笑)
宮崎県内で唯一残った鍛冶屋さんって訳では無いですが、
「鍛冶屋一本でやってる所はもう殆ど残ってないんじゃないか」
って感じました。
2015年に火事で奥様を亡くされてるんですが、その時に辞めることも考えた白坂さん。
周りの人の声が
「ちょっとだけでも続けてよ」
から始まって、終いには
「あんたがやらにゃ誰がやっとな?!」
ってな強いものにまでなったとのこと(笑)
実際、他にほぼ誰もやってないって状況なんですよね。
ただ、ボクはこれまで何度かお話してきた中で、
「弟子は取れない」
ってことも聞いてました。
今回、その理由についても突っ込んで聞いてみたんですが、火事以降ハンマー機が無い事と年齢(御年82歳)のせいで「キチンと教えることが出来ない」と感じることが、「弟子を取れない」とおっしゃる理由のようでした。
ただ、大前お父さんにしても白坂さんにしても、気さくに話してくれる職人さんって言うのはホントに珍しいんじゃないかと感じています。
だから尚更、「キチンと」でなかったとしても、ちょっとでも誰かが引き継げないかなと思ってしまいます。
ボクのこのモヤモヤと願望は、今の時代の流れの中では基本的には成り立たない話で、だからこそこういう状況になったとも言えるかもしれません。
でも、ホントにそれでいいんですかね?
「もうちょっと、立ち止まって良く考えてみる人が増えてきてもいいんじゃないかな?」って思ってしまいます。
ボクはご存知のように極力稼がないようにしています。
それには大きく分けると2つの理由があって、
1つ目は興梠 智一さんの #21世紀の経済論 の影響でお金のデメリットが腑に落ちつつあることで、
2つ目は「便利さと幸せは明確に別物だ」と思うようになったことです。
後進国の人は先進国の人より不幸なんでしょうか?縄文時代の人は今の人より不幸だったんでしょうか?
ボクは必ずしもそうだとは思いません。
今の日本は、竹細工職人や鍛冶屋さんが要らないほど便利な状況になってきたようです。
その状況が長続きすると予想出来るなら、ボクもただその便利さを享受して生きたかもしれません。
でも・・・?
皆さんはどう思いますかね?笑
さて、そんなボクはあまり稼がないから他の人より少しは余白の時間があります。
それで、木曜は大前お父さんトコで(2時間半だけですが)竹割り練習してます。
あと、時間を掛けてこんな投稿をしてます。
「なんだ、さんざん言っといて余白はそんな程度かよ!」かな?
はい、そんな程度です(笑)。
なるべくお金を掛けずに生活するために、いっぱい時間と労力を掛けてたりもするから。
でも、何も考えて無かった頃より何倍も、長続きしそうな状況に確実に近づいて来てます。
「便利さと幸せは明確に別物だ」との意識から、ボクは便利さを本気で手放して来ました。
だからこそ出来つつある状況だとも思ってます。
でもまあ、「本気で」と言いながらゆっくりですけどね(笑)
「本気だからこそゆっくり確実に」ってことにしとこうかな(笑)
これからも、ゆっくりですがボクはもっと手放していくと思います。
今ボク自身がモヤモヤを感じるこの状況は、自分も含めた皆の行動が生み出した結果だと思うから。
この投稿をここまで読んできて少しでも共感してくれた奇特なあなた!
一緒に手放し始めてみませんか(笑)。
さっきも書いたようにボクの余白はほんの少し。
ほんの少しだから、
「もうちょっと、ボクと似たような行動をする人が増えないかな?」
って思ってるってことです(笑)。
#地元の近くの店を利用したい
#白坂鍛冶工場
#大前竹細工店
#跡継ぎいないよ
#その問題に食い下がりたいよ
#そういう意味で我こそはって思う人はホントにいないかな
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